筑前鷹取城

場所:直方市永満寺
 このお城、1399年に菊池武宗によって落城と色んな本にある。この頃はまだ菊池武朝公がご存命だが、武宗という人物ふくめ、合戦の背景はよくわからない。この頃は大内やら大友やら少弐やらが絡んでいて頭が痛くなる。
 武宗は菊池武政公の兄という説もあり、北部九州で活動していたようで、戸代山城を攻めたりしている。

 幸運にも、木島孝之さんとご一緒することができた。築城時のエピソードなどを交え、非常に詳しく解説してくださった。結論から言うと、上の畝状竪堀は秋月期、左の虎口は黒田期なので、菊池期とは無関係だ。それでも畝状竪堀は一本一本が非常に太く、見応えは十分だった。