菊池ほの宵まつり
(2012年11月17日)


 もう3年目ぐらいになるらしい菊池宵まつり。不覚にも祭りの存在を知ったのは今年に入ってからだった。昨年も一昨年も11月に菊池を訪れているのに、である。
 これは行かねばと11月17日の宿を確保したものの、一週間前から週間天気予報によると17日は雨の予報が続く。前日になっても雨後曇りだったが、午後から雨は降らないのが確認できホッとして菊池へ向かう。
 今回宿泊したのは「城山荘」だった。新装されていたものの、個人的には可もなく不可もなしの宿でした。次は別の宿にするでしょうが。

 17:30頃まだ少し明るい中、宿を出て広場に到着すると、チャッカマンで点灯作業が行われていた。傍観していると、おじいさんに「点けてみらんね」とチャッカマンを渡される。どうやら一般客でも点灯可能らしい。これがやってみるとなかなか点灯しない蝋燭もあり、意外に楽しい。そうこうしているうちに暗くなってきた。
 いつものライトに照らされてみっくん像がぼんやり浮かび上がっている。これではみっくん像が映えないなぁなんて思っていると、そのライトが消灯されてしまう。
 えー、これじゃみっくんが完全に闇に埋没しちゃうじゃん、とがっかりしながらパチパチ撮影していると、台座の下に用意されていた別の照明が点灯。みっくんが闇に浮かび上がる。
 例によっていろんなアングルからみっくん像を撮影。やはりみっくんは右45度ぐらいが一番かっこよい。そうしているうちに時間はもう19時になろうとしていた。
 食事をして20時半頃広場に立ち寄ってみると、まだ灯りは点灯していた。人の姿が絶えることはなかったけど、人でごったがえすという程ではなかった。「まつり」というからには、出店が並んでいるのかと思っていたのだが…。しかし出店が出るぐらい人が来ると、写真撮影も落ち着いてできなくなるわけだ。なんだか複雑だ。

提灯には一八外城の名前が。
たぶん全部はなかったと思う。


 翌朝8:30頃、再び広場を訪れる。早い時間に広場に来たことはないので、みっくん像の背後から太陽が当たっているのを初めて目にする。みっくん像を背中から撮影しても光が当たらないことが多いので、これはありがたい。より良い光で撮影できるよう、もっと早い時間に来てみたい。
 明るい時間に見ると、ニョキニョキ生えてる竹筒が千本槍にみえなくもない。昼は刀身を竹の先っぽに付けるなんてどうでしょう。

 帰宅後知ったことだが、市民広場以外もライトアップされていたようだ。また来年行かねばならんかなぁ…。