元米良御所
(星兜出土地)


場所:宮崎県児湯郡西米良村竹原字元米良
 米良に入山した懐良親王が御所を構えた場所と伝わっている(経緯は竹原天満宮を参照)。

 中武安正氏の『菊池氏を中心とせる米良氏』には、写真(その当時から民家と畑)とイラスト付きで説明があり、ここで間違いないようだ。

 昭和二年にこの地を開墾した際、厘銭500文(中国の古銭)、菊紋の刻まれた金板、金色の兜と鎧の腐片、腐骨、刀剣、馬の頭骨を発掘したという。
 兜は現在国立博物館にあるそうで、写真は西米良民俗資料館の入場券をスキャンしたものだ。

 ということで、これが出土した場所を懐良親王墓所と伝えている。もちろん、宮内庁は八代にお墨付きを与えているわけだが、はたして。