【主要参考文献一覧】
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ただし、すべての文献で見解が一致しているわけではありません(菊池武光、宇土為光の家督継承、その他多数)。
よって、管理者が「いいとこどり」をしてサイトを作成している点、ご了承ください。
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  内容 オススメ度
菊池市教育委員会『菊池市の文化財』 指定文化財が写真付きで説明されている。
菊池に行く前に読んでおきたい一冊。
☆☆☆☆☆
荒木栄司『菊池一族の興亡』 かなりさくさく話は進むが、入門書としてかなり良い。
墓の情報も地味に載っていて良い。
☆☆☆☆
荒木栄司『九州太平記』 菊池氏以外の九州の状況がわかってよい。 ☆☆☆☆
荒木栄司『肥後古城物語』 肥後のことがよくわかる。 ☆☆☆☆
杉本尚雄『菊池氏三代』 これも入門書として良い。 ☆☆☆☆
阿蘇品保夫『菊池一族』 概略というより、テーマを絞って詳しく解説されている。
新解釈(?)も掲載されていて良い。
☆☆☆☆☆
今坂正哉『寛政六年渋江公正著 菊池風土記』 素人にも読めるようになっているのがうれしい。 ☆☆☆☆
堤克彦『郷土史譚100話 菊池』 「へぇー」という情報満載。 ☆☆☆☆☆
田中政喜『資料による九州太平記−多々良川大合戦』 かなりおおざっぱに解説されているが、入門書としてはいいかもしれない。
なお、あまり菊池に特化していません。誤植多し。
下津浦忠海『九州太平記 南北朝戦乱と武士道』 物語としてならおもしろく読めます。
天本孝志『九州南北朝戦乱』 中央との関係もよくわかる良書。 ☆☆☆☆☆
松尾智『菊池の歴史遊歩』 これも良い入門書。ミニ菊池市史的なものとして書かれたらしい。
他の本には書かれていないことがしれっと書いてることがある。
☆☆☆☆
勇知之『肥後の尊皇』 残念ながら誤植が多すぎる。
平泉澄『菊池勤王史』 ビバ!皇国史観!けど資料としても普通に読める。 ☆☆☆☆
菊池寛『勤皇菊池一族』 出典が明記されていないが詳しく解説されている。この頃から「菊池像」が出来上がっていたのもわかる。 ☆☆☆☆
竹中彦次郎『菊池餘芳』 古本屋で購入した明治期の本。武時から武朝までの紹介と、菊池市の史跡、自然について紹介。千本槍の具体的な記述を行った初めての本と後に知ってびっくり。 ☆☆☆
『菊池市史(上・下)』 なんだかんだといって、情報量が圧倒的。まだ読了しきれていない。 ☆☆☆☆☆
菊池文化物語編集委員会・菊池市教育委員会
『新・菊池文化物語』
やや物足りない感が拭えないのは、先に他の本を読んでしまった後だからかも。小中学生向け? ☆☆
『九州の名族興亡史』から「菊池氏」(工藤敬一) 限られたページ数の中で、まさしく「興亡」をコンパクトにまとめられています。少し誤植がありますが…。 ☆☆
中武安正『菊池氏を中心とせる米良史』 昭和4年初版と言うことで、その後明らかになったことが反映されていないが、丁寧にまとめられている。米良で残されている伝承がよくわかる。 ☆☆☆
木庭實治『菊池木庭城と木庭一族』 城氏、木庭氏の関係がよくわかる。 ☆☆☆
『新熊本市史 通史編 第二巻 中世』 現在読書中だが、良さげな本。
『菊池市史』より菊池一族について客観的な気がする。
☆☆☆☆☆
上米良純臣『菊池氏史要略』 家系図から何までコンパクトにまとめられた良書。 ☆☆☆☆☆
荒木精之『菊池氏一族』 物語を読みたい人には良いかも。
朝日新聞福岡本部編『蘇る中世の博多』 元寇から博多合戦まで説明してくれています。 ☆☆☆
川添昭二『菊池武光』 復刊。古い解釈も残っているが、みっくんを中心によくまとまっています。 ☆☆☆☆
澁谷龍『探求 菊池一族』 資料の信憑性によっては系図に大きな影響を与えそうな一冊。 ☆☆☆☆
『七城町誌』 七城町の史跡情報満載。 ☆☆☆☆☆
服部英雄『蒙古襲来』 蒙古襲来と絵詞についての興味深い新説。 ☆☆☆

その他の文献
『日本城郭大系18 福岡・熊本・鹿児島』 「菊池」の文字がないか目を皿にして見ている。
『日本城郭大系17 長崎・佐賀』 同上。
西川虎次郎「博多と菊池寂阿公」 昭和初期の冊子。陸軍中将が博多合戦をわかりやすく解説。
菊池神社「純忠菊池公を忍ぶ」 昭和初期の冊子。菊池氏が当時どのような存在だったかがわかる。
玉水山大円寺「玉水山大円寺の由緒」 懐良親王の墓所について議論。
東竜徳「河原史」 天神平今宮神社の情報をいただきました。
鹿児島市教育委員会「谷山菊池城跡」 薩摩菊池城やその周辺について詳しく知ることが出来る。
鈴木喬編著『熊本の神社と寺院』 菊池氏ゆかりの寺社が紹介されていることも。
鈴木喬編著『熊本の城』 菊池氏の関係した城が紹介されていることも。
谷川憲介編著『熊本の古戦場』 菊池氏の関係した古戦場が紹介されていることも。
読売新聞西部本社『西国合戦記』 菊池一族の関わった戦いが紹介されている。
荒木栄司『肥後古城物語』 城ばかりではなく、菊池一族にも言及されている。
大倉隆二『「蒙古襲来絵詞」を読む』 武房登場シーンはこれで読んだ。